振替休暇は鞆の浦へドライブⅡ [福山]
保命酒屋をお土産に購入しようと寄ったお店には、保命酒に使った和漢植物の香りがします。
田渕屋さんの近くにある、保命酒を売っている「保命酒屋」さんです。
ややこしい名前ですが、鞆酒造さんのお店です。
麹・もち米・焼酎に、16種の生薬を漬け込んだのが保命酒です。
「保命酒屋」さんの銘柄は「十六味保命酒」。
ご主人が店内でろくろを回して、焼き上げた豆徳利入りの保命酒もあるそうです。
西に足を伸ばしてみます。
鞆の浦を一望できる医王寺に、坂を上っていきます。
趣のある階段の続く坂を上ると…
小さな独特の形をした建物が見えます。
町中からも見えるこの建物、宮崎駿アニメ「崖の上のポニョ」の中に出てくる建物の参考になったと言われています。
ちなみに私、「崖の上のポニョ」を見ていませんので判りません(;^_^A
「楢村幸男美術館」と言って週末だけオープンしているそうですが、残念ながら今日は平日なので休館です。
医王寺のある山の中腹に着きました。
鞆の港町が一望できます。
「楢村幸男美術館」の赤い屋根も、絵になりますね。
仁王門側から下ります。
途中、平賀源内の生祠がありました。
蘭学者平賀源内は、諸国遍歴中に鞆の溝川家に寄宿したことがあります。
その時に、鞆の津の地で陶土を発見し陶器造りを伝授しました。
平賀源内が生前中に神として祀る(生祠)ように言い残したので、この三重の石塔(三宝荒神)を祀ったそうです。
この坂は急なので、半分階段になっています。
下りたところの道路は狭く交通量も多いので、注意して歩かないといけないです。
北に足を進めていくと、一・二歩で渡れてしまう小さな橋があります。
「ささやき橋」と言って、悲恋の伝説がありました。
~鞆の浦 観光ガイド「鞆物語」より~
1500年以上も昔のこと。応神天皇の招きで、百済から王仁博士(わにはかせ)が、大陸の進んだ文化や技術を伝える渡来人の一行と共に来日してきました。さて、その一行が鞆の浦に寄港した時のことです。大和朝廷は、“接待官”として武内臣和多利(たけのうちのおみわたり)を、“官妓”として江の浦(えのうら)を派遣。
渡来人の接待役として派遣された和多利と江の浦でしたが、ふたりは役目を忘れるほどの恋に落ちました。当時の鞆の浦は“七島(ななしま)”と呼ばれる、橋で繋がれた中州でした。その橋のたもとで、夜ごと、ふたりは逢瀬を重ねます。
しかし、間もなく上官の知るところとなり、結果、もはや抱き合えぬようにと後ろ手に縛られて、ふたりは海に沈められてしまったのです。
ふたりが海中に没して、いつしか、ひとつの噂が実しやかに流れるようになりました。橋のたもとで、毎夜、和多利と江の浦の“ささやき声”が聞こえるというのです。そして、誰ともなしに、この橋を「ささやき橋」と呼ぶようになりました。
時は過ぎ、鞆の“七島”も地続きになりましたが、地元の人たちは、この悲恋を語り継ごうと、橋のあった場所に碑を建てました。それが現在の「ささやき橋」です。
こんな小さな橋にも、物語はあるのですね。
「沼名前神社」
京都八坂神社の元社だそうです。
その参道にある鳥居。
よ~く見ると、一部が家のベランダに食い込んでいます。
鳥居の部分にベランダが当たらないようにしているので、どう見ても家のほうが後で建ったのでしょうね。
珍しい光景です。
町を一周するように歩いていると、「鞆の津ミュージアム」を見つけました。
築150年の蔵を美術館として改修したようです。。
ここに展示されるのは、アール・ブリュットと呼ばれる超個人的発想から生まれた不思議な表現の芸術だそうです。
この言葉どおり今回展示されているのは「極限芸術~死刑囚の表現~」として、死刑確定者の直筆の絵が飾られていました。
中には、ポールペンでも自殺の道具になるので、どうやって書いたのかと思う手法もありました。
人を殺めた人がどうしてこんな絵が書けるのだろうとも思い、いろいろ考えさせられる展示でした。
撮影不可なので、作品を見せれないのも残念です。
「崖の上のポニョ」のキャラクターが、所々で見られます。
そろそろ帰る時間になってきたので、最後に休憩です。
鞆の浦 @cafeと書いて、「ア・カフェ」と読むそうです。
こちらも古い建物を改装してるようです。
今日は気候もいいので、開放的な雰囲気が良いです。
抹茶のフローズンです。
冷たいものが、美味しい時期にもなりました。
鞆の町も一巡しましたので、そろそろ鞆の浦を後にします。
田渕屋さんの近くにある、保命酒を売っている「保命酒屋」さんです。
ややこしい名前ですが、鞆酒造さんのお店です。
麹・もち米・焼酎に、16種の生薬を漬け込んだのが保命酒です。
「保命酒屋」さんの銘柄は「十六味保命酒」。
ご主人が店内でろくろを回して、焼き上げた豆徳利入りの保命酒もあるそうです。
西に足を伸ばしてみます。
鞆の浦を一望できる医王寺に、坂を上っていきます。
趣のある階段の続く坂を上ると…
小さな独特の形をした建物が見えます。
町中からも見えるこの建物、宮崎駿アニメ「崖の上のポニョ」の中に出てくる建物の参考になったと言われています。
ちなみに私、「崖の上のポニョ」を見ていませんので判りません(;^_^A
「楢村幸男美術館」と言って週末だけオープンしているそうですが、残念ながら今日は平日なので休館です。
医王寺のある山の中腹に着きました。
鞆の港町が一望できます。
「楢村幸男美術館」の赤い屋根も、絵になりますね。
仁王門側から下ります。
途中、平賀源内の生祠がありました。
蘭学者平賀源内は、諸国遍歴中に鞆の溝川家に寄宿したことがあります。
その時に、鞆の津の地で陶土を発見し陶器造りを伝授しました。
平賀源内が生前中に神として祀る(生祠)ように言い残したので、この三重の石塔(三宝荒神)を祀ったそうです。
この坂は急なので、半分階段になっています。
下りたところの道路は狭く交通量も多いので、注意して歩かないといけないです。
北に足を進めていくと、一・二歩で渡れてしまう小さな橋があります。
「ささやき橋」と言って、悲恋の伝説がありました。
~鞆の浦 観光ガイド「鞆物語」より~
1500年以上も昔のこと。応神天皇の招きで、百済から王仁博士(わにはかせ)が、大陸の進んだ文化や技術を伝える渡来人の一行と共に来日してきました。さて、その一行が鞆の浦に寄港した時のことです。大和朝廷は、“接待官”として武内臣和多利(たけのうちのおみわたり)を、“官妓”として江の浦(えのうら)を派遣。
渡来人の接待役として派遣された和多利と江の浦でしたが、ふたりは役目を忘れるほどの恋に落ちました。当時の鞆の浦は“七島(ななしま)”と呼ばれる、橋で繋がれた中州でした。その橋のたもとで、夜ごと、ふたりは逢瀬を重ねます。
しかし、間もなく上官の知るところとなり、結果、もはや抱き合えぬようにと後ろ手に縛られて、ふたりは海に沈められてしまったのです。
ふたりが海中に没して、いつしか、ひとつの噂が実しやかに流れるようになりました。橋のたもとで、毎夜、和多利と江の浦の“ささやき声”が聞こえるというのです。そして、誰ともなしに、この橋を「ささやき橋」と呼ぶようになりました。
時は過ぎ、鞆の“七島”も地続きになりましたが、地元の人たちは、この悲恋を語り継ごうと、橋のあった場所に碑を建てました。それが現在の「ささやき橋」です。
こんな小さな橋にも、物語はあるのですね。
「沼名前神社」
京都八坂神社の元社だそうです。
その参道にある鳥居。
よ~く見ると、一部が家のベランダに食い込んでいます。
鳥居の部分にベランダが当たらないようにしているので、どう見ても家のほうが後で建ったのでしょうね。
珍しい光景です。
町を一周するように歩いていると、「鞆の津ミュージアム」を見つけました。
築150年の蔵を美術館として改修したようです。。
ここに展示されるのは、アール・ブリュットと呼ばれる超個人的発想から生まれた不思議な表現の芸術だそうです。
この言葉どおり今回展示されているのは「極限芸術~死刑囚の表現~」として、死刑確定者の直筆の絵が飾られていました。
中には、ポールペンでも自殺の道具になるので、どうやって書いたのかと思う手法もありました。
人を殺めた人がどうしてこんな絵が書けるのだろうとも思い、いろいろ考えさせられる展示でした。
撮影不可なので、作品を見せれないのも残念です。
「崖の上のポニョ」のキャラクターが、所々で見られます。
そろそろ帰る時間になってきたので、最後に休憩です。
鞆の浦 @cafeと書いて、「ア・カフェ」と読むそうです。
こちらも古い建物を改装してるようです。
今日は気候もいいので、開放的な雰囲気が良いです。
抹茶のフローズンです。
冷たいものが、美味しい時期にもなりました。
鞆の町も一巡しましたので、そろそろ鞆の浦を後にします。
鞆の浦はやっぱり良いですねー!!(笑)
やはりお店の開いている時間にいかなないと行けないなと実感しました!!(笑)
僕の場合は朝早すぎて、対潮楼を独占できたのはよかったのですが、後はお店が全部閉まっていました!!(笑)
ささやき橋、鞆の津ミュージアム、今度は行ってみたいです!!(笑)
by yosshu0715 (2013-05-28 06:15)
風情のある街並みですね。
抹茶のフローズン美味しそう!
by koni (2013-05-28 08:19)
yosshu0715さん
朝早く誰もいないときも良いでしょうね。
静かなところなので、独り占めした気分になったのでは?
ただ鞆はやはり、人との触れあいですね、
by charingo (2013-05-28 08:36)
koniさん
鞆の浦は、古屋を改装した新しい店が多いのです。
良いところですよ!
by charingo (2013-05-28 08:39)
風情のあるステキな街並ですね〜〜♪
じっくり歩いてみたいです。^^
by hatumi30331 (2013-05-28 09:13)
尾道のような坂の街なんですね。
風情もあって行って見たいなあ。
by hayazou2002 (2013-05-28 22:16)