ウォーキング 銀の馬車道 完歩(壱) [姫路]
2012年12月16日(sun)
いよいよ銀の馬車道ウォークの最終日です。
スタートの前に、姫路城に寄ってみます。
現在姫路城は、傷みや汚れの激しくなった漆喰壁の塗り直しや、屋根瓦の葺き直しなどを5年をかけた大規模な工事「姫路城大天守保存修理」中です。
平成21年10月に保存修理工事を開始。
工期中は「天空の白鷺」と呼ぶ、大天守を覆っている素屋根施設から大天守上層部の修復作業が見学できるようになっています。
折角なので、行ってみましょう。
「桜門橋」
内濠を渡るための木橋で、発掘調査で出土した橋台の遺構を活かして江戸時代の木橋をイメージして再現したものです。
「菱の門」
三の丸から二の丸へと通じる大手口を固める 櫓門です。
武器や食料の貯蔵、防御を目的とした建物で、この櫓と門が一緒になったのを櫓門と言います。
工事に伴い大天守大屋根から降ろした昭和の鯱瓦を、上山里曲輪 りの一渡櫓で江戸時代、明治時代の鯱瓦と一緒に展示しています。
左から1803年製作と銘文に記されているという江戸時代の物。中央は1910年製で明治時代の物、右端が昭和時代。
ここ上山里曲輪 りの一渡櫓は、一般には公開されたことがありません。
中では、結構な数の甲冑が展示されています。
「お菊井戸」
昔の怪談の定番「播州皿屋敷」のヒロイン、お菊が責め殺されて投げ込まれたと言われる井戸です。
「いちま~い に~ま~い さんま~い ……… きゅうま~い」
「いちまい足りな~い」
大天守に向かいます。
この滑走路みたいなもの、何だか判ります?
構台(こうだい)と言って、お城を覆う素屋根をつくるための重機の走行路や、材料運搬のための作業台です。
素屋根でお城が見えなないので、実物大の姫路城を写したシート・パネルを外壁に貼っています。
姫路の街が見渡せます。
こちらは東の方向です。
「天空の白鷺」に上ってみましょう。
海抜100mの景色です。
正面にJR姫路駅があります。
「目地漆喰」
テレビでは、瓦の説明が流れています。
おやっ!?
あの方は…
「鯱」を焼いてますね。
と言うことは…
「あの窯だ!!」
思わず、三人が声を合わせて叫びました。
前回、突然訪問していろいろ話をしていただいた、船津町の瓦屋さんです!!
http://pota50go-2.blog.so-net.ne.jp/2012-11-27
屋根修理の作業状況を見ることができます。
今回の大修理で見つかったものがあります。
壁の中に塗り込められた窓枠が2個見つかりました。
判り難いかもしれませんが、両サイドの窓が耐震目的で塞がれていたようです。
これがその時の新聞記事です。
漆喰壁のモデルを展示しています。
漆喰の役割・材料・産地・特徴、漆喰壁の仕上げ作業について紹介しています。
作業風景を、模型でも解説しているので判り易いです。
実は世界遺産にもなった姫路城は、明治41年までは荒廃したままになっていました。
昭和の大修理の時は、200mものスロープで作業資材等を運んでいました。
「天空の白鷺」の見学を終え、西の丸に向かいます。
西の丸です。
「西の丸長局(百間廊下)」
千姫に仕えた侍女たちが居たところです。
千姫が男山八幡宮遙拝をするときの休憩所で、西の丸御殿は千姫の化粧料十万石で造られ夫の本多忠刻と仲むつまじく暮らしたという話しが伝えられています。
姫路城を離れて、そろそろ銀の馬車道に戻ります。
姫路城の東にある護国神社。
明治維新以降日本が近代国家を歩む中で、国に殉じた播州但馬の人々の御神霊を御祭神としてお祀りしています。
もう、正月の準備が出来ているようです。
京口。
いよいよ、銀の馬車道の終点に向かいます。
いよいよ銀の馬車道ウォークの最終日です。
スタートの前に、姫路城に寄ってみます。
現在姫路城は、傷みや汚れの激しくなった漆喰壁の塗り直しや、屋根瓦の葺き直しなどを5年をかけた大規模な工事「姫路城大天守保存修理」中です。
平成21年10月に保存修理工事を開始。
工期中は「天空の白鷺」と呼ぶ、大天守を覆っている素屋根施設から大天守上層部の修復作業が見学できるようになっています。
折角なので、行ってみましょう。
「桜門橋」
内濠を渡るための木橋で、発掘調査で出土した橋台の遺構を活かして江戸時代の木橋をイメージして再現したものです。
「菱の門」
三の丸から二の丸へと通じる大手口を固める 櫓門です。
武器や食料の貯蔵、防御を目的とした建物で、この櫓と門が一緒になったのを櫓門と言います。
工事に伴い大天守大屋根から降ろした昭和の鯱瓦を、上山里曲輪 りの一渡櫓で江戸時代、明治時代の鯱瓦と一緒に展示しています。
左から1803年製作と銘文に記されているという江戸時代の物。中央は1910年製で明治時代の物、右端が昭和時代。
ここ上山里曲輪 りの一渡櫓は、一般には公開されたことがありません。
中では、結構な数の甲冑が展示されています。
「お菊井戸」
昔の怪談の定番「播州皿屋敷」のヒロイン、お菊が責め殺されて投げ込まれたと言われる井戸です。
「いちま~い に~ま~い さんま~い ……… きゅうま~い」
「いちまい足りな~い」
大天守に向かいます。
この滑走路みたいなもの、何だか判ります?
構台(こうだい)と言って、お城を覆う素屋根をつくるための重機の走行路や、材料運搬のための作業台です。
素屋根でお城が見えなないので、実物大の姫路城を写したシート・パネルを外壁に貼っています。
姫路の街が見渡せます。
こちらは東の方向です。
「天空の白鷺」に上ってみましょう。
海抜100mの景色です。
正面にJR姫路駅があります。
「目地漆喰」
テレビでは、瓦の説明が流れています。
おやっ!?
あの方は…
「鯱」を焼いてますね。
と言うことは…
「あの窯だ!!」
思わず、三人が声を合わせて叫びました。
前回、突然訪問していろいろ話をしていただいた、船津町の瓦屋さんです!!
http://pota50go-2.blog.so-net.ne.jp/2012-11-27
屋根修理の作業状況を見ることができます。
今回の大修理で見つかったものがあります。
壁の中に塗り込められた窓枠が2個見つかりました。
判り難いかもしれませんが、両サイドの窓が耐震目的で塞がれていたようです。
これがその時の新聞記事です。
漆喰壁のモデルを展示しています。
漆喰の役割・材料・産地・特徴、漆喰壁の仕上げ作業について紹介しています。
作業風景を、模型でも解説しているので判り易いです。
実は世界遺産にもなった姫路城は、明治41年までは荒廃したままになっていました。
昭和の大修理の時は、200mものスロープで作業資材等を運んでいました。
「天空の白鷺」の見学を終え、西の丸に向かいます。
西の丸です。
「西の丸長局(百間廊下)」
千姫に仕えた侍女たちが居たところです。
千姫が男山八幡宮遙拝をするときの休憩所で、西の丸御殿は千姫の化粧料十万石で造られ夫の本多忠刻と仲むつまじく暮らしたという話しが伝えられています。
姫路城を離れて、そろそろ銀の馬車道に戻ります。
姫路城の東にある護国神社。
明治維新以降日本が近代国家を歩む中で、国に殉じた播州但馬の人々の御神霊を御祭神としてお祀りしています。
もう、正月の準備が出来ているようです。
京口。
いよいよ、銀の馬車道の終点に向かいます。
そうでしたか、お菊さんは播州皿屋敷っていいますもんね。
姫路城でしたか。
私も坂を登りながら、「1ま~い、2ま~い、・・・4枚足りなーい」っていつも言っています(笑)。
by moumou (2012-12-28 09:07)
鎧が格好良いですね。
世界遺産の姫路城、何時見ても素晴らしいですね。
by koni (2012-12-28 16:05)
姫路城改装中ですか?
まだ実物を見たことが無かったので・・・。
改装終了後絶対見てみたい!
by 四十路のおっさん (2012-12-29 06:32)
今年はお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
良い新年をお迎えください。
by Loby (2012-12-29 20:48)
来年も思いっ切り走ってや〜〜♪^^
by hatumi30331 (2012-12-30 10:51)