ならまちの桜 [奈良]
2018年3月31日(sat)
今見頃の桜を見に行きたいと思い、青春18きっぷが残っているので奈良に妻と出掛けてきました。
春日大社や東大寺は何度か訪れているので、町並み目的で「ならまち」散策に。
ならまちは世界遺産である元興寺の旧境内を中心とする地域で、「格子」の町屋が印象的です。
日射しや風量の調節に役立つ「格子戸」、外からは中の様子が見えにくい造りです。
「ならまち格子の家」
奈良の町家はウナギの寝床と言われる、間口が狭く奥行きの長いところが特徴です。
ここ「ならまち格子の家」は、江戸時代末から明治時代にかけて「ならまち」に点在した町家をモデルに建てられた施設です。
土間にはかまどがあり、天井は高め。
「煙抜き」のためか、紐を引けば戸が開くようになっています。
中庭があり、中庭越しに見えるのは「離れ」です。
「ならまち格子の家」を出ると、行く先にゆるキャラ「ならまちこ」ちゃんが手を振ってます。
「ならまちこ」ちゃんが呼んでいたのは、砂糖専門店「砂糖傅」さんのお店の前です。
「砂糖傅」さんは米を麦芽で糖化した「御門米飴」がお勧め商品のようで、砂糖代わりに使われるくらい甘いのでお土産に買っちゃいました。
因に「ならまちこ」ちゃんは、「砂糖傅」さんを運営しているマスオグループのキャラクターだそうです。
「砂糖傅」さんから直ぐの所で、レトロな郵便局を見つけました。
「奈良元興寺郵便局」
散策していると、門の向こうに満開の桜が見えました。
「元興寺塔跡」の桜です。
桜の花にボリュームがあり、まさに満開です。
この桜目当てに、結構な人が集まっています。
桜見物もこれ位にして、ならまち散策の続きです。
奈良特産の蚊帳生地を使った「ならまちふきん」を売っている「吉田蚊帳」さん。
ランチは古民家カフェ「カナカナ」さんと決めていましたが、行列ができていてこの時は9番目です。
店内はお座敷席とテーブル席があり、奥のお座敷席に通されました。
注文したのは「カナカナごはん」。
最近の私は、これ位の量で充分となりました。(笑)
ならまちを散策していると、軒先で赤い布でできた飾りをよく見かけます。
ここにも…
あちらにも…
なにやら、説明書きが貼っています。
「願いざる」、「身代わり猿」とも呼ばれていて、病気や災難などを身代わりに請け負ってくれるお守りだそうです。
よくよく見ていると、5つ連なってぶら下がっていたり、9つ連なっていたりと幾つかパターンがあります。
その意味は、5つの猿で「五猿」。
つまり、「ご縁」を表していて良い御縁に恵まれますようにとの願いが込められています。
また、9つで「九が猿」。
「苦が去る」を意味します。
「吉祥堂」、庚申堂(こうしんどう)とも呼ばれており、ひと際おおきな身代わり猿さんが吊り下げられています。
なかなか楽しい町「ならまち」の散策は続きます。
今見頃の桜を見に行きたいと思い、青春18きっぷが残っているので奈良に妻と出掛けてきました。
春日大社や東大寺は何度か訪れているので、町並み目的で「ならまち」散策に。
ならまちは世界遺産である元興寺の旧境内を中心とする地域で、「格子」の町屋が印象的です。
日射しや風量の調節に役立つ「格子戸」、外からは中の様子が見えにくい造りです。
「ならまち格子の家」
奈良の町家はウナギの寝床と言われる、間口が狭く奥行きの長いところが特徴です。
ここ「ならまち格子の家」は、江戸時代末から明治時代にかけて「ならまち」に点在した町家をモデルに建てられた施設です。
土間にはかまどがあり、天井は高め。
「煙抜き」のためか、紐を引けば戸が開くようになっています。
中庭があり、中庭越しに見えるのは「離れ」です。
「ならまち格子の家」を出ると、行く先にゆるキャラ「ならまちこ」ちゃんが手を振ってます。
「ならまちこ」ちゃんが呼んでいたのは、砂糖専門店「砂糖傅」さんのお店の前です。
「砂糖傅」さんは米を麦芽で糖化した「御門米飴」がお勧め商品のようで、砂糖代わりに使われるくらい甘いのでお土産に買っちゃいました。
因に「ならまちこ」ちゃんは、「砂糖傅」さんを運営しているマスオグループのキャラクターだそうです。
「砂糖傅」さんから直ぐの所で、レトロな郵便局を見つけました。
「奈良元興寺郵便局」
散策していると、門の向こうに満開の桜が見えました。
「元興寺塔跡」の桜です。
桜の花にボリュームがあり、まさに満開です。
この桜目当てに、結構な人が集まっています。
桜見物もこれ位にして、ならまち散策の続きです。
奈良特産の蚊帳生地を使った「ならまちふきん」を売っている「吉田蚊帳」さん。
ランチは古民家カフェ「カナカナ」さんと決めていましたが、行列ができていてこの時は9番目です。
店内はお座敷席とテーブル席があり、奥のお座敷席に通されました。
注文したのは「カナカナごはん」。
最近の私は、これ位の量で充分となりました。(笑)
ならまちを散策していると、軒先で赤い布でできた飾りをよく見かけます。
ここにも…
あちらにも…
なにやら、説明書きが貼っています。
「願いざる」、「身代わり猿」とも呼ばれていて、病気や災難などを身代わりに請け負ってくれるお守りだそうです。
よくよく見ていると、5つ連なってぶら下がっていたり、9つ連なっていたりと幾つかパターンがあります。
その意味は、5つの猿で「五猿」。
つまり、「ご縁」を表していて良い御縁に恵まれますようにとの願いが込められています。
また、9つで「九が猿」。
「苦が去る」を意味します。
「吉祥堂」、庚申堂(こうしんどう)とも呼ばれており、ひと際おおきな身代わり猿さんが吊り下げられています。
なかなか楽しい町「ならまち」の散策は続きます。
「ならまちこ」ちゃんは砂糖傳のキャラクターだったとは知りませんでした。
今度会いに行ってみます。
「カナカナ」はいつも混んでいて入ったことなかったので料理が見れて嬉しいです☆
by yamatonosuke (2018-04-05 01:30)
ならまち、また行きたくなりました!
2年前に行ったかな?
「カナカナ」チェックしておかなきゃ!^^
桜・・・・昨日の雨と風で終わりかな。
何だか寂しい。
by hatumi30331 (2018-04-05 07:09)
yamatonosukeさん
人を見かけたら、遠くからでも手を振ってくれますよ(笑)
カタカナさんはならんでいるとおもうので、隣の雑貨店巡りをしていると、案外時間が潰すことできますよ。
店内が良い雰囲気なので是非‼️
by charingo (2018-04-05 07:11)
hatumiさん
ならまち、良いところですね。
ランチ目的でも良さそうです。
何処もいっぱいでしたが(笑)
桜、もう終わりのようですね。
今年の満開の時が、休みの日で良かったです。
by charingo (2018-04-05 07:16)
ならまち、良い所ですね~行ってみたいわ~
ぶら下げられている赤い物、そういった意味が有るんですね
数によっても願いが違うのね
土筆、我が家の父は「終戦後でも食べなかったぞ!」と言ってました
北日本だとそう言った意味合いもあり、食さないのかもしれません
思いの外美味しかったですよ^^
by viviane (2018-04-06 10:26)
ご訪問ありがとうございます(∩.∩)
保存に大変でしょうが中庭のある家、離れのある家
木のぬくもりが伝わってきそうですね。
by 美美 (2018-04-06 17:46)
「身代わり猿」を初めて見たときには、高山の「さるぼぼ」もどきかと思いました。^_^
by ヨッシーパパ (2018-04-06 18:53)
vivianeさん
春日大社や東大寺も見所ですが、ならまち界隈の散策も良いですよ。
ランチは並ぶ覚悟で(笑)
by charingo (2018-04-07 07:24)
美美さん
町屋を残したり、改造するのが最近の流行りでしょうか?
いろんな形で残してほしいですね。
by charingo (2018-04-07 07:27)
ヨッシーパパさん
「さるぼぼ」、よく似てますね。
厄よけのとしては、同じ目的なんでしょうね。
by charingo (2018-04-07 07:35)