おっさん三人旅　「黒江の町並みから海鮮丼編」：あっちこっちポタ Ⅱ：SSブログ

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おっさん三人旅　「黒江の町並みから海鮮丼編」　[和歌山] [編集]

2014年9月7日(sun)
翌日の7日は青春18きっぷを使って、思いつきで旅を楽しみたいと思います。
その旅の楽しみの一つに、美味しい食べ物は必ず入れてしまいますね(笑)

JR和歌山駅から、紀勢本線(きのくに線とも言います)で南下していきます。

JR和歌山駅から普通電車で約10分。
旅の最初の下車駅は、「黒江駅」です。

和歌山駅に置いてあった観光パンフレットで見つけた「黒江」は、紀州漆器の産地として室町時代から栄えた町です。

「黒江駅」から20分は歩きましたが、途中何人かの町の人から挨拶されました。
黒江町へのこの道は、旧熊野街道です。

猫も歓迎……と言うより、警戒かな? (笑)

紀州漆器の産地、「黒江」の町に近づいて来たようです。

koniさんとFuel氏の後ろの建物は、「名手酒造」さんの建物です。
「黒牛の水」というのがあり、名水で醸造しているそうです。

ここで、道路工事のガードマンの方に「黒江町並み」の場所を聞くと、近くの店から地図を持ってきてくれました。
ここまでしてもらえるとは、とても親切な方でした。

町中では、このような樽をよく見かけます。
この桶は「くろめ桶」と言って、漆器に欠かせない「漆」を製造するための桶だそうです。
黒江のシンボルというところでしょうか。
桶の内部は漆が付着しているだけに、丈夫で長持ちするでしょうね。

黒江の町の見所は、路地に沢山あります。

「黒江ぬりもの館」
紀州漆器の展示・即売をしています。

向かい側の家の前には、漆塗りの桶が置いています。

「黒江ぬりもの館」は、紀州漆器の展示・即売をしています。

格子のある家が多いのですが、この格子は「紀州連子格子」と言うそうです。

「くろめ桶」を使ったオブジェは、町のいたるところにあります。

黒江の町並みの特徴は、もう一つあります。
家々がのこぎりの歯のように並んでいます。
江戸時代に黒江の入江を埋め立てた時、平行四辺形の区画割りをしたと考えられています。
三角形の空き地には、荷車が置かれていたそうです。

「のこぎり歯の家並み」には、「紀州連子格子」の家が並び「くろめ桶」のオブジェが飾っています。
これが黒江の町並みポイントです。

「レンガの家(旧漆工場)」
大正13年頃に建設された漆の精製場で、それまでは蔵の中で精製が行われていましたが、近代化に伴い洋風のレンガ造りを採用したようです。
建物の部分はイギリス積み、周りのレンガ塀の部分は長手積みとなっています。
今は倉庫として活用されていて、黒江の観光ポイントにもなっているようです。